【スキタイのムスメ】遊牧民族の使命を背負うムスメのカジュアルクリックADV

価格:798円
言語:公式日本語対応
プラットフォーム:PC、iOS、Android
ざっくばらんに説明すると・・・
スキタイの使命を背負ったムスメのアドベンチャー
リアルタイムとリンクしたユニークな仕掛け
エキゾチックな雰囲気漂う良サントラ
【どんなゲーム?】
『スキタイのムスメ』は青銅器時代の遊牧民族である「スキタイ」のムスメ(娘)が剣と盾、そして奇跡を呼び起こすソーサリーを携えて冒険するカジュアルなクリックアドベンチャーです。もともとはスマホ向けゲームだったものがPCへ移植されました。
スキタイの戦士であるムスメは人の思考までも記されてしまうという「絶世の大書」を入手し、スキタイの使命を果たすためにミング・トウと呼ばれる山頂を目指して冒険します。ストアページでも紹介されているとおりマップはこぢんまりしているので道に迷うことはないと思います。
ゲームの中で「スキタイたちは月の満ち欠けによって様々な夢を見る」という会話があり、同じマップでも時間帯によって違ったイベントを見ることができます。
実はこれがリアルタイムとリンクしており時間経過に応じて月の満ち欠けが変化していきます。さすがに満月を迎えるまで半月以上も待つようなことはありませんが(おそらく4日程度で再び満月を迎えます)、腰を据えてたっぷりやるPCゲームとは趣向が異なる作品となっていますね、もともとスマホ向けゲームですし。ただし、ゲーム内でも時間を経過させる特別な場所が用意されているのでご安心を。

【どんな人におすすめ?】
クリアするまでは3時間くらいでした。また、本作は副題として「音楽的冒険劇」としていて、ゲームの冒頭ではサウンドの確認もありますが、実際にプレイした感じでは特にサウンドにこだわらなくても問題ありませんでした。ヘッドホン等も必要ないと思います。
基本的にはクリックアドベンチャーですが、バトルやパズル要素もあります。バトルは攻撃と防御だけのシンプルですが、パズルについてはこれといってヒントがないので少し手間がかかってしまいます。ただ、そこはこぢんまりとしたマップなので他に行くところもありません。数撃って当てましょう。

【ゲームを終えて、考えたこと】
スキタイとは紀元前5世紀ごろに最盛期を迎えた、ユーラシア大陸の草原を中心に広がった実際の遊牧民族だそうです。シヴィライゼーション6でも固有の弓騎兵ユニットが作れることはもちろん皆さんご存知ですよね?…ウソですゴメンなさい、スキタイ使ったことがなかったので調べました。
それはさておき歴史要素をふんだんに取り入れたCivシリーズに登場する文明なので「これは歴史を知っていないと楽しめないのでは?」と身構えてしまいました。実際にあった国家の名前やそれらしい文化が語られるので詳しい方のほうが楽しめそうです。
でも私を含めスキタイをはじめて知ったプレイヤーでも、突拍子もないステージなんかも登場するので純粋にクリックADVとして楽しめるはず。リアルタイムをリンクしただけあって、たまには首を長くして楽しむゲームがあってもいいかもしれませんね。