【The Count Lucanor】呪われたお城の謎解きアドベンチャー

ざっくばらんに説明すると・・・

  • 貧しさで家出した10歳の男の子の冒険譚
  • 奇妙で恐ろしいお城の財宝を見つけよう!
  • マイルドだけどグロ注意

【どんなゲーム?】

10歳の誕生日を迎えた主人公「ハンス」はワクワクしながら母親に駆け寄ってなにか特別なものを期待しましたが「何もないの。ごめんね。」と申し訳なく謝られてしまいます。

しかしまだ子どものハンスにとっては残念でなりません。父親も戦争から戻ってこず、ずっとこうした貧しさが続いているようです。そしてとうとう耐え切れなくなってしまい、ハンスは家出を決意します。飼っていた犬の「スピットル」ともお別れして、裕福になるための旅に出ることにしました。

まるでハイジの世界みたいな高原を歩いていきますが、ひょんなことから眠りについてしまい気が付くとあたりは暗闇に。動物たちは真っ赤な眼をハンスに向けてじっとしたまま。自由気ままに放牧されていたヤギたちも狂暴になってハンスに襲い掛かってきた!

逃げ惑いながら辿り着いた場所には壁がそびえたっていて、崩れ落ちた穴に入ると青い奇妙な妖精が奥へと招いてきます。「お待ちしておりました。我が主の遺産を求めてこられたのでしょう?」

そしてハンスは遺産を手に入れるための試練を与えられます。それは『青い妖精の名前を見つけること』。はりきるハンスとは裏腹に、血が飛び散り骨が散乱する恐ろしい試練が待ち受けているのです。まだ10歳のハンスは寂しさとも戦いながら無事に遺産を見つけれるのでしょうか…?

【どんな人におすすめ?】

私はホラーが苦手なんですけど、本作はどちらかと言えばグロテスク寄りなホラーなので無事最後までやり遂げることができました!しかもグロいといってもそれなりにデフォルメされたグロなのでよっぽど苦手でなければ大丈夫だと思います。

クリア時間はおよそ4時間でした。セーブするには手に入れた金貨を1枚消費しなければなりませんがいろんなところで見つかるのでやたらめったにセーブしなければ枯渇することはないと思います。

デフォルトではQキーなどでインベントリを開かずにアイテムを手に持つことができますが、回復アイテムはショートカットキーでは登場しません。そのため回復アイテムは何かに使うことができないと勘違いしてしまいそうですが、インベントリを開くと手に持つことができます。お腹が減ってる動物にあげてみてはいかが?

【ゲームを終えて、考えたこと】

謎解きの難易度、ボリューム感ともに絶妙な手応えがあるし、アニメーションのドット絵は群を抜くクオリティでした。マルチエンディングも用意されていて1,010円で遊ぶには十分すぎる作品です。

実は振り返ってみてもあまり引っ掛かりが無くて書くことがないんですよね。バグもなく”詰み”もなく、物足りなさも無く、ただただ純粋に最後までおもしろかったんですよ。もはや欠点がないと言ってもいいかもしれません。

唯一の欠点といえば2016年に発売されたこの良質な作品を2020年の今まで知らずに生きてきた私自身かもしれない…なんて哲学気取った言い回しはさておいて、これだけの良作なのにあまり注目を浴びなかった作品なんじゃないかと思います。ざっと調べた感じでも取り上げている大手ゲームサイトは4gamerくらいなようです。

少しずつ注目を浴びる機会が増えているインディーズですが、スポットライトに入りきらない作品が数多存在しているのも確かなんですよね。せっかくの作品もプロモーションを効果的に実施しないとあっという間に埋もれてしまう。それはクリエイターにとってもプレイヤーにとっても不幸なこと。当方は弱小ブログですが少しでもおもしろい作品に貢献できるよう発掘を続けたいですね。

muramasa

2,000円以下でも深い味わいのある作品を紹介しています!ブログ「ゲームはリビングで。」を見て新たな作品と出会えるように更新していきます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

コメントする