【Yuppie Psycho】企業に潜む諸悪の根源を見つけ出せ!

言語:公式日本語対応
プラットフォーム:PC、Swich

ざっくばらんに説明すると・・・

  • 企業を危機に陥れる”魔女”を探し出すアドベンチャー
  • アイテムを駆使し謎を解いて真相を解明しよう
  • ドット絵アニメーションは折り紙付きのクオリティ

【どんなゲーム?】

これは一流テクノロジー企業である「シントラ社」に雇われることになった新入社員「ブライアン」のたった1日の物語。

何の実績も持たないブライアンはなぜこの一流テクノロジー企業に雇われたのか訳がわからず、流されるままに「ヒューゴ」の下で働くことになります。彼はブライアンに自由気ままに働くようにアドバイスしますが、まじめなブライアンは仕事をこなすためにオフィスを右往左往してるうちに企業の闇に気づいてしまいます。

そしてブライアンはある人物からシントラ社が危機に瀕していることと、社を救うためのミッションが伝えられます。それは“魔女を倒すこと“。平凡なブライアンにはとても重いミッションが与えられるのです。いやそもそも会社で「魔女を倒せ」とは一体どういうことなのか?

痩せ細った社員たちに揉まれ、死屍累々のオフィスを渡り歩き、毒ガスが蔓延する廊下を抜け、そして繰り広げられるコピー機とのバトル。テクノロジー企業に内包される伝統文化が交わるシュールで奇妙な謎解きアドベンチャー。その歴史を紐解いていくとある真実が見えてくるでしょう。果たしてブライアンはこの企業に潜む魔女を探し出し息の根を止めることができるのか…!

【どんな人におすすめ?】

本作は前作と同様に探索しながらアイテムを駆使して進む謎解きアドベンチャーで、多少のグロテスクさがありますが、これもまた前作と同様、ドット絵の描写なので余程苦手でなければ大丈夫。

ただし今作は謎解き要素がパワーアップしてるしエンディングとは直接関係のない収集要素などもあってやり込めるアドベンチャーに仕上がっています。プレイ時間はおよそ7時間でしたが、全部のエンディングを回収しようとするともう少し時間がかかるかもしれませんね。

ちなみにBGMはあのVA-11 HALL-Aを手掛けたMichael Kelly氏(@garoadmusic)で百鬼夜行なビルディングをダークに彩る楽曲が溢れています。でもやっぱり一番印象に残っているのは社員の誕生日パーティーでのノリノリなクラブミュージックですね。

【ゲームを終えて、考えたこと】

今作の物語はブライアンが入社初日から魑魅魍魎のビルを駆け回り、戦いに戦い抜いた末、胸をなでおろせるエンディングを見れたので個人的には大満足です。(もちろんバッドエンドも用意されていますが。)

こういうエンディングが好きなんですよね、事件の真相が解明されて希望に包まれた終わり方ってしみじみで良いじゃないですか。西島秀俊主演の「MOZU」でその良さを味わってからそういう物語が出てくるだけで良作だと思っちゃいますね。まぁでもそういうの抜きにしてもシナリオはすごく良かったのは間違いないです。

さて、今作は長い歴史を持つ企業を蝕んでいく”魔女”を探し出し、生み出される負の連鎖を断ち切ろうというストーリーで、もちろんフィクションです。

が、長く続く企業ほど腐った肉体を切り落とせなくなっているのは実際に起きていることで、にわかにフィクションと笑い飛ばせないのが逆におもしろい。日本でも海外でも時代の荒波に舵を切れなくなって廃業した老舗企業は珍しくありません。

実際、ある程度規模のある会社で働いている人なら内部を腐らせてる魔女的な存在を感じたことはありませんか?え、ない?なるほど、あなたはハンターではないようですね。ではハンターとはどのようなものなのか早速このゲームを買って体験しましょう。

muramasa

2,000円以下でも深い味わいのある作品を紹介しています!ブログ「ゲームはリビングで。」を見て新たな作品と出会えるように更新していきます!

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