【The Wake】ストーリー解説&攻略

この記事では【The Wake: Mourning Father, Mourning Mother】の解説とパズルの攻略を書いていきます。特に今作は父との愛憎を描いた物語なので、家族関係を抑えておくと細かい情景描写がより伝わって主人公の複雑な心境も共感できるのではないでしょうか。
目次
ストーリー解説
では、さっそく登場人物を図にまとめるとこんな感じです。
祖父(死去)
┃
父-[主人公が10歳の頃に離婚]-母
___┃_____
┃ ┃
主人公-妻 兄
┃
子
今回は祖父の死をきっかけに親族が集まり、離婚によって疎遠になっていた父親とのぎこちない関係性が徐々に明らかになっていく物語です。舞台は韓国ですが、葬儀の方式など日本と似ているので絵は思い浮かびやすいと思います。
両親が離婚したのは主人公が10歳の頃、その後、兄とともに母親に引き取られ、女手一つで育てらます。しかし父親も年に一度か二度は息子たちに会うために帰ってくることがあったので葬儀をきっかけに再会を果たしたわけではないし、離婚から十数年後には父親の再婚相手も見つかったようです。
その時々の母親の淡白な反応と子ども(主人公)のいぶかしげな心情は非常に繊細に描かれていて小説を読んでいるかのような言葉巧みな表現ですよね。
最終的に主人公は死を迎えてしまうので「自分は父親のように家族を捨てるようなことはしない」という決心も虚しく、妻と子どもを遺すことになってしまいます。ゲームの最後に「遺伝」の写真が妻と子どもだけになってしまうのはそういうことだと思います。
そして同時に主人公が決心の裏で恐れていた父親の血を引いている=過ちを繰り返してしまうという恐怖が現実のものとなってしまい、それが一つの輪として描かれているわけですね。
パズル攻略
プロローグ
回答例:C→A、D→B、E→C、F→D、G→E
解説:シーザー暗号のチュートリアルにしたがってスライド式暗号機を「+2」へ動かす
チャプター1
回答例:C→A、D→B、E→C、F→D、G→E
解説:「2を足す」なのでスライド式暗号機を「+2」へ動かす
チャプター2
回答例:T→A、H→B、E→C、F→D、U→E
解説:キーワード暗号なのでスライド式暗号機の左に青い字をそのまま並べ替える
チャプター3
回答例:I→A、M→B、H→D、E→A、B→F
解説:キーワードはKIMCH、弁当箱のスペースは1(仕切りが無視されたから?)なのでキーワードを並べた後+1スライドさせる。青文字の前ページに「弁当箱はおかず用に2つ、汁物用に1つと仕切られていた」と書いてるのでしっかり読んでると逆に解けなくなる引っ掛け問題。
チャプター4
回答例:E→A、Y→B、S→C、P→D、A→E
解説:ヒントの文字通り28ページのアルファベットすべてがキーワードとなる。「THEY SEPARATE」くらいまで並べればOK。その後+28スライドさせるが実際には+25までしかできないので、目視でさらに+3スライドさせた想定でプラグを接続させていく。
チャプター5
回答例:K→T、H→Y、S→U、P→L、E→X
解説:祖父が亡くなった日が日付キーとなる。チャプター2の「電話が鳴る。父からだ。病院で会ったのは今月の5日、たった二日前だというのに。」がヒント。病院で父親と会ったのが5日で、父親から電話が来たのは祖父が亡くなった7日となる。したがって日付キーの7日を参照する。
チャプター6
回答例:U→W、J→G、Q→O、F→T、S→V
解説:チャプター5の翌日8日がキーとなるのだが日付キーは欠けている。ここでヒントを見ると日付キーの1の位が同じなら同じリストになっていることが分かる。つまり18日か28日を参照すれば良い。
チャプター7
回答例:E→A、H→B、K→C、N→D、Q→E
解説:スライド式暗号機を図表のy=3x+2の解となるようにアルファベットの番号を並べ替えれば良い。すなわち左からE,H,K,N,Q(5,8,11,14,17)となる
チャプター8
回答例:F→A、A→B、T→C、H→D、R→F
解説:しれっと回転グリルが使えるようになってる。メモに重ねるとヒントが読める。kye phraseのあとのfatherがキーワード暗号。
チャプター9
回答例:P→A、L→B、U→C、S→D、T→E
解説:時計の長針の数字を読み取って左から並べる。
チャプター10
回答例:C→A、D→B、E→C、F→D、G→E
解説:チャプター9の暗号を全て並べると「PLUSTWO」なので「+2」スライドさせる。