【コラム】ミニマリズムから学んだ積みゲー解消法

ミニマリズム(minimalism)という言葉をご存じでしょうか?多くの人がその語感から 『所持品のほとんどを手放して最小限のものしか持たない。贅沢は禁止だし、Tシャツ短パンでサンダルの風来坊』を想像する人もいるかもしれません。

しかしそれはミニマリズムを実践した人の一つの到達点にすぎません。ミニマリズムとはあくまでもツールであり具体的な行動は千差万別です。

今回はジョシュア・フィールズ・ミルバーンおよびライアン・ニコデマス著書の『minimalism 30歳からはじめるミニマル・ライフ』に沿って、ミニマリズムの考え方を活かした、作品をひとつひとつ楽しむゲーミングライフを考えてみたいと思います。

目次

【そもそもミニマリズムってなに?】
【積みゲーに集中するために実践していること】
  1.積みゲーを消化するために
  2.積みゲーを増やさないために
【今、そのゲームに集中する】

【そもそもミニマリズムってなに?】

詳しい内容は著書を読んでいただくとして、本来のミニマリズムの目的は「自分にとって本当に必要なことにフォーカス(集中)すること」、そして「フォーカスを散漫にさせるモノを手放すこと」

必ずしも何でもかんでも捨ててしまうのがミニマリズムではありません。例えば、ゲームが大好きで古今東西のゲームを棚(ストレージ)いっぱいに積んでる人もいるでしょう。

「僕はゲームが大好きで面白さをみんなに伝えたい!作者の巧みな表現は時代を映していて魅力的なんだ!たしかにまだやってないゲームもあるけど捨てることなんてできないよ!」

うんうん、大丈夫。ゲームを捨てろなんて言いません。なぜならゲームをやることに意味を見出し、そのためにゲームを集めることにパッションを燃やし、伝えることを使命としているのだから。

ミニマリズムだからといって積んでいるゲームをすべて手放す必要はありません。ここで実践するミニマリズムとは『あなたが積みゲーに手を伸ばそうとするとき、そのパッションに水を差し散漫にさせてしまうモノを手放す』ことです。

【積みゲーに集中するために実践していること】

積みゲーに集中できない理由は人それぞれですが、私の場合は積んだ山が大きければ大きいほど気が散ってしまうため、一度持っているゲームを「やる」か「やらない」か思い切って分けました。

積みゲーを消化しようにも、積みゲーそのものがプレッシャーとなっていたんですね。だからゲームをしていても「このゲームよりも優先して消化するべきゲームがあるのでは?」と目の前のゲームを楽しむ気持ちも薄れてしまっていました。

さっきゲームを手放す必要はないと言っておきながら結局手放すんかい!とツッコミが出そうですが、これが私にとって最良だったので仕方ありません。楽しくないゲームに時間を割くのはもったいない。

ここからは「1.積みゲーを消化するために」「2.積みゲーを増やさないために」実践していることを書き出していきます。

これは私にとって有効だと思って実践してることなので、必ずしもこれが正解ということは無いし、あなたなりの方法があるはずです。あくまでも参考としてもらえれば幸いです。

1.積みゲーを消化するために

「やるゲーム」と「やらないゲーム」を選別する

まずはその積まれた山を切り崩してチェックしましょう。クローゼットやタンスに溜まった衣服を一度全部出して着るものと着ないものに選別するようなイメージです。実はこの作業が最も大変で最も重要な工程です。

「やるゲーム」はいつまでにクリアするか決める

やるゲームの判断基準として、手に取ったときいつまでにクリアするか決めましょう。経験上、2,000円以下なら1週間以内、2,000~4,000なら2週間以内、それ以上の価格なら1か月以内が目安でしょうか。こればっかりはケースバイケースですね。

「やらないゲーム 」は手放す(売る、あげる)

ゲームを手放すことには意味があって、浪費したお金の痛みを知りましょう!それが次にゲームを買うとき、過剰なものを買わないですむ教訓になるはずです。

クリア時期が決められないゲームも手放すべきだと考えます。そもそも積みゲーは、やるかやらないか気持ちに迷いがあるから積み上がるもの。気持ちをクリアにしてパッションを燃やすことができないのならそれは手放すべきだ。

PCの場合でも可能な限り返金手続きをしましょう。Steamの場合はライブラリからゲームを選択してリンクの「サポート」から返金手続きができますが、2週間以上経ったものについては返金されませんのでご注意を。

SNS等でプレイ状況を報告する

SNS等でやるゲームを宣言してプレイ日記を投稿することも有効だと思います。独りでやってるよりフォロワーさんや友達に、良い意味で監視してもらうほうが行動に移しやすいですよね。

このことを著書では「説明責任パートナーを持つ」と言っていました。

2.積みゲーを増やさないために

今やっているゲームを終えてから次のゲームを買う

私も一時期やっていましたが複数のゲームを平行して進めるのは積みゲーのもとです。特にストーリーのあるゲームだと没入感も薄れてしまうので、出されたお皿から順に平らげるように意識しています。

「安いから買う」のではなく「やるから買う」

現代商戦は(セール販売も含めて)とにかくプロモーションが高度化しているのでついつい過剰に買ってしまいがちです。ポチってしまう前にそのゲームを本当にやりたいのか落ち着いて考えましょう。少なくとも安く買うことが第一目標ではないはずです。

セールでまとめ買いするときはいつまでにクリアするか計画を立てる

断っておきますがセールで買うことを問題視しているわけではなく、あくまでも過剰に買い物をするのが良くないという話です。

だからセールが定番となった今日、お金と時間は有効に使うのは賢い選択でしょう。ちなみにまとめ買いは3つ程度が良いと思います。多すぎると計画が長期化してその間に新作が登場したりしてフォーカスが散漫になりますから。

他人の楽しみは自分の楽しみとは限らない

誰かのゲームのツイートが注目されていたりするとつい自分も手を出したくなってしまいますが、一度立ち止まって本当に自分がやりたいのか自問してみましょう。

他人が楽しくやっているゲームがあなたも楽しめるとは限りません。あなたはあなたの楽しみを追求したほうがずっと有意義な時間になります。

【今、そのゲームに集中する】

ここまでミニマリズムを取り入れた「ミニマル・ライフ」を参考に積みゲーを考えてみました。PCゲームはダウンロード購入だと売ったりするのが難しいので、積みゲーを増やさないことのほうを強く意識すると良いと思います。

今回は積みゲーに焦点を当ててきましたけど、何より大事なのは目の前のゲームを楽しむことです。ミニマリズムでは自分にとって有意義な時間を見つけ「今を生きる」こと大切にしています。

主導権を持っているのは自分自身だというのは誰にでも当てはまることだ。僕たちはその事実を決して忘れてはならない。この人生は自分のものであり、主導権は自分にあり、自分がやりたいことをする自由を持っているということ。

パート2 今を生きる さっさとその皿をたいらげなさい

どのゲームを選ぶべきかは個人の自由だし、いつやるのかも自由です。今回紹介した積みゲー消化法は、あくまで私自身のために意識していることですが、たしかに積みゲーを減らすことができたので、私以外の人であっても効果があると信じてます。

幸いゲームから逃げていくことは滅多にありません。だから誤って手放してしまってもまた巡り合えるのが、ゲームの良いところかもしれませんね。

muramasa

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