【おわかれのほし】役目を終えた機械たちにお別れを

価格:499円
言語:公式日本語対応
プラットフォーム:PC

ざっくばらんに説明すると・・・

  • 機械たちにこの世とのお別れをさせてあげるアドベンチャー
  • 自分を人間と思い込む機械たちの人間味で溢れる切ないエピソード
  • 雰囲気にマッチしたしっとりとしたBGM

【どんなゲーム?】

おわかれのほしは「おわかれのばしょ」で最期を迎えることができずに残されてしまった機械を弔うアドベンチャーです。主人公は残された村人と体を入れ替えることで、本人に代わって最期を迎えさせてあげます。

残された村人たちは十人十色。それぞれの想いはとても人間味に溢れていて、空虚で静まり返った雰囲気でしんみり心に響きます。荒廃した世界にマッチしたディープなピアノのメロディが本当に素敵なのでぜひ遊んでもらい作品です。

ゲームの流れとしては、
 ①村人と体を入れ変える
 ②メニューを開いて記憶を振り返る
 ③「明日したかったこと」をして未練を手放してあげる
 ④2つ目の記憶を振り返る
 ⑤「おわかれをするばしょ」でお別れする
を繰り返します。

村人みんなとお別れすると、最後に主人公本人の最期を選択します。意外にもマルチエンディング。しかも主人公の最期を選択すると物語が終わり、始めからやり直すことすらできません。一回きりの作品です。

【どんな人におすすめ?】

本作は話を聞くだけなので誰でも気軽に遊べるカジュアルな作品でした。アドベンチャーゲームではありますが内容的にはひとりひとりの記憶を辿るドキュメンタリーかもしれませんね。

独特なグラフィックと荒廃した薄暗い世界、そしてBGMが良くマッチしているので、画面を見て「どんな世界観なんだろう?」と気になった方は遊んでみてください。ひとりひとりのエピソードがしっかりしているので考察が好きな人におすすめです。

テキストが最小限で操作方法が分かりにくかったのでここに載せておきます。

移動:矢印キー、またはA・D
決定・調べる:Z
戻る・会話のキャンセル:X
メニュー:C
メニューからは記憶(右上)、持ち物(左)、設定(左下)が選べます。
また、主人公の状態でメニューを開くと村人ごとのBGMが選べます。

メニューから設定でガイドをオンにすると「明日したかったこと」をするためにどこに行けばいいかマップに表示されます。 特に推理的な要素はないのでオンにしておくこと快適に遊べると思います。

【ゲームを終えて、考えたこと】

この作品に登場する村人は「自分を人間だと思い込む機械たち」です。なので機械たちが言う「ひと」とは結局、機械のことなんですね。ホントの人間はとっくの昔に絶滅したようですが、ヌクルゥアさんの「自分たちを作ったのは”かみさま”」というエピソードを考えると「かみさま=人間」と言っていいでしょう。

つまり「ひとがうまれるそうち」は人間が機械を産み出すために造った装置と言えそうですね。

この作品の核は機械たちの持つエピソードだと思いますが、個人的にはBGMが本当に素敵で感動しました。価格からは想像できないほどクオリティが高く、作品の雰囲気に沿ったメロディが魅力的です。

しかも村人ごとにBGMがあるので曲も豊富です。例えば、大人の村人はドラムの響く力強いメロディがあれば、子供の村人はスキップするような軽いピアノのメロディだったりと、キャラクターをイメージして表情が豊か。

それぞれの村人が持つエピソードには、ぜひプレイして耳を傾けてみてください。私はジィヒィさんのエピソードに思わずグッときてしまいましたね、皆さんの好きな村人は誰でしょうか?

muramasa

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