【Minoria】”正しい”信仰による断罪

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価格:2,050円
言語:公式日本語対応
プラットフォーム:PC

ざっくばらんに説明すると・・・

  • 信仰の異端者を追うメトロイドヴァニアアドベンチャー
  • 雑魚が油断できないソウルライクな難易度
  • 補助アイテムはいろいろあるけど物理で殴ったほうが速い

目次

1.【どんなゲーム?】
2.【どんな人におすすめ?】
3.【進め方のヒント!】
4.【ゲームを終えて、考えたこと】

【どんなゲーム?】

ある偉い人が言いました。「私の言うことは正しい」と。その人が説いた正しさは本当に正しいのでしょうか?そんな疑念を霧に隠してしまうのが信仰の力なのかもしれません。

Minoria(ミノリア)はメトロイドヴァニアのアドベンチャーでありながら、信仰をテーマにした世界観が非常におもしろい物語を紡ぎあげている作品です。

この世界では「聖職庁」と呼ばれる教会の組織が権威を持ち、その教えに背く人たちは異端者、すなわち魔女として残忍な手段によって迫害されてしまいます。

しかしながらそんな魔女たちも集団を形成し、聖職庁と戦争が起きてしまいました。そして魔女集団がある儀式を開始したため、それを阻止しようと聖職庁がシスターを送り込んだという場面からゲームが始まります。

ゲーム中は名前がほとんど出ないので立場を忘れやすかったので、画像付きで一部のキャラクターを紹介します。まずは聖職庁側の3人です。

シスター・セミア

主人公。母親は異端者として聖職庁に生きたまま火あぶりにされた。残された彼女は家族の罪を償うため聖職庁に仕えるしかなかった。

シスター・フラン

セミアの助手。彼女もまた故郷の村を聖職庁に焼き払われ残されたひとり。教会の教えを信じている。戦闘経験はなく、プレイアブルキャラでもない。

アメリア姫

戦争を終わらせ教会の秩序を取り戻そうと考えている。魔女を排除するためならどんな手段も厭わない。セミアとフランを導く。


続いては魔女側、すなわち教会の教えに背く3人です。彼女たちには彼女たちの思想があります。

リセット

アメリア姫を狙う魔女。デブアーとともに行動している。額の印は魔女実験の被験者の証。詳細はゲーム内で探してね。

デブアー

かつては聖職庁に属していた。病気の妹を救うため教会の禁じる薬剤をしたのが見つかり、異端者と見なされた。結果、罰として家族が聖職庁に燃やされる様子を見届けることになった。

ポエム姫

アメリア姫の妹。姉と思想を違え、魔女集団のリーダーとして儀式を執り行う。

【どんな人におすすめ?】

本作はドット絵のアクションアドベンチャー「momodora」シリーズを手掛けたデベロッパによる作品ということもあって過去作を比較してしまいがちですが、今回は雰囲気がガラッと変わってますのでご注意ください。

アクションの手応えとしてはソウルライクな難易度なのでやや高いと言えるかもしれません。2,3回攻撃を受けるとゲームオーバーになってしまうので回避や立ち回りが重要になってきます。ちなみにクリアタイムはおよそ6時間でした。

【進め方のヒント!】

道に迷ったらとにかくまだ未開のエリアに行ってみましょう。ストーリーを進めればマップの9割は埋まります。

また、アクションゲームとしては手応えがやや足りない部分もあって「レベルを上げて物理で殴る」のが一番手っ取り早いんですよね。攻撃魔法が使えるお香は使える回数が少なくダメージも小さいので結局物理で殴らざるを得ません。

一方で、HPゲージが現れる魔女(ボス)をノーダメージで倒すと特典アイテムが手に入るのでここにまとめておきます。ただ、私はめんどくさかったので一つも入手しないで1周目をクリアしました。ストーリーには影響しないアイテムなのでスルーしても問題ありません。

なお、大型モンスターや雑魚ラッシュは対象外です。「穏やかな海のお香」は比較的取りやすいし1度だけダメージを無効化するのでノーダメージ撃破するのに便利ですね。

  • 雪の魔女 リセット → 氷結のお香(近接攻撃に追加ダメージ)
  • 黒き針 デブアー → クレアモント(攻撃力×1.25の武器)
  • 魔女神 サオラ → 海のお香(広範囲にダメージを発生させる)
  • 欲望の魔女 → 血塗れの三日月のお香(初撃の攻撃範囲拡大)
  • フリッカ → 汚れたお香(スタンダメージが増加)
  • 魔女神 パルシー → 穏やかな海のお香(ダメージを吸収するバリアを張る)
  • ヘビの魔女 ポエム → 魔女姫のお香(HP50%消費してダメージを発生させる)
  • ??? → ピクセルのお香(前方に飛翔体を飛ばす)

【ゲームを終えて、考えたこと】

権力者が自分に従わない者を迫害することは私たちの歴史で実際に起きていたことです。中世の魔女狩りがまさにそうですし、ナチス政権によるユダヤ人迫害を知らない人はいないことでしょう。

少数派へのいじめは残念ながら絶えませんが、しかしそれでもLGBTをはじめとした様々なマイノリティの人たちにスポットが当てられ始めているのは良い傾向だと思っています。

さて、このゲームでは権力を握る聖職庁が暴虐の限りを尽くして教えに従わない人たちを文字通り焼き払い続けています。セミア(プレイヤー)は聖職庁側の立場として魔女を追うわけですが、しばしば自身の行動に疑念を抱くシーンもあります。

それは魔女と言葉を交わしたり、残された手記を通して彼女たちの考えに触れることでセミアのなかにある”正しさ”が揺らいでいるのだと思います。そういった人間らしい心の揺らぎが描かれるのもこの作品の魅力ですね。

muramasa

2,000円以下でも深い味わいのある作品を紹介しています!ブログ「ゲームはリビングで。」を見て新たな作品と出会えるように更新していきます!

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