【theHunter:Call of the Wild】大自然と本格的ハンティングを味わう大人の「余暇ゲー」

価格:2,050円
言語:公式日本語対応
プラットフォーム:PC

ざっくばらんに説明すると・・・

  • 内臓から構成されたリアルなハンティングシミュレーション
  • 大自然の空気を感じる雄大なグラフィック
  • 1匹の狩りに時間をかける大人の「余暇ゲー」

【どんなゲーム?】

最近Netflixで「ミートイーター」というハンティング番組を観たんですがこれがなかなかおもしろい。毎回メインキャストがゲストともにハンティングに赴いて仕留めた獲物を食するドキュメンタリー番組で、人間界と自然界の語らいも哲学的でおすすめです。

視界の開けた場所から見回して、時折鳴き声を真似る笛を吹く、獲物を見つけると風向きに注意しながら接近して、心臓に狙いを定めて引き金を引く―――

――― これら実際のハンティングの現場で行われている行動をシミュレーションできるのがtheHunter:Call of the Wildです。ちなみにゲームの方では獲物を食する要素はありません。

ゲーム進行としてはゲーム内のスマホにミッション情報が来るのでその達成を目指していきましょう。ミッションはストーリーミッションとサイドミッションがありますが、後者はストーリーミッションを進めると解放されるものがあります。また、本作はレベルとスキルツリーがあるので経験値を積めばハンティングをより有利に進める事ができます。

マップはオープンワールドなのでいつでもどこでも行くことができます。しかし徒歩の移動は非常に時間がかかるので、DLCのバギーバイクを買うことを強くおすすめします!移動するだけのミッションもありますしファストトラベル地点を解放するためにもバイクがあると便利ですね。

【どんな人におすすめ?】

さて、これははっきり言ってニッチな作品です。しかしそれでも160時間以上もハマってしまったのだから魅力は十分に持っています。なかなかハマっている人を見ないので、この記事で誰かの琴線に触れることができれば幸いですね。

この作品の定価は2,050円。そのリーズナブルさ踏まえた上で3つの魅力を聞いてください。

魅力その①:ヘッドショットよりも内臓を狙うハンティング

まずはハンティングに関する魅力です。本作は獲物を狩ることで経験値を得てスキルツリーを開放する成長要素があります。足音の減少や見つかりにくくなるスキルは特に重要なので積極的に上げていきましょう。

たかがゲームと侮るなかれ、本作の動物はしっかりと骨や内臓が構成されています。即死させるためには心臓や脳、首の骨などを狙わなくてはなりません。とはいえ、まずは慣れるまで面積が大きい肺を狙うのがおすすめですね。片方の肺だけでも撃ち抜けば、即死しなくてもすぐに倒れるはずです。

それに経験を積んで自分が最も狙いやすいポイントを見定めるのがこのゲームの面白みでもあります。ミッションによっては心臓を撃ち抜くことを求められることがあるので、普段から内臓の位置を意識してハンティングしましょう。

もちろん弾道の概念もあるので遠距離になるほど着弾地点・時間を予測しなければいけません。150メートル程度ならさほど変わりませんが「200メートル以上離れて狩猟する」というミッションもあるので事前に射撃場で練習しておくと成功しやすいです。

魅力その②:豊かな自然環境を再現したグラフィック

続いて2つ目の魅力です。今度はグラフィックに焦点を当てていきましょう。

一見して分かるように雄大な自然環境の再現にも魅力があり、緻密に作り上げられたグラフィックはスクショ好きをも唸らせます。そして単に緻密であるだけでなく、雨が降れば泥道ができたり草木にも艶が生まれたり、時間経過と天候変化による様変わりを描ききっています。

さらにスクショ好きにとって非常に嬉しい要素があります!ゲーム内でカメラに持ち替えて撮影するとそのままスクショとして保存されますが、この機能で撮影された画像データはUI非表示で保存されるのでリアルな風景写真を収めることができるんです!

しかもカメラモードではグリッド線が表れるので3分割法による撮影が容易にできる点も非常にポイントが高い。いろいろインディゲームをやってきましたけどこんなにありがたいスクショ機能があるのはこれが初めてでしょう。

また、本作は音響にも驚かされます。風や動物の鳴き声は右から左、あるいは前から後ろへ響き渡るように聞こえます。これは実際に体験してもらうのが一番良いでしょう。

魅力その③:あせらずじっくり構える大人の「余暇ゲー」

では最後に3つ目の魅力、これは魅力と感じる人もいれば逆にマイナスポイントと捉える人もいるかもしれませんね。このゲームでは1匹狩るのに数十分かかることも珍しくありません。

ともすれば数十分かけても何の成果も得られないこともあるでしょう。出遭えるかどうかは少なからず運要素がつきまとうし、動物は音や匂いに敏感だしこちらの姿に気づくと200m先でもあっという間に逃げてしまいます。

ただ、コーデックスを確認すれば出現しやすいエリアや時間帯がわかりますし、笛や香水といったアイテムで動物を引き寄せることもできます。運要素が絡むとは言えど、その可能性を上げることはできるのでにわかに運ゲーとは言えません。

風向きに注意して音を立てないようゆっくりを距離を詰め、骨や内臓の位置をイメージして正確に撃ち抜くという一連の行為がハンティングなのです。このゲームには効率プレイというものはないのでトリガーハッピーな人には向いていません。

獲物が見つかるまでは景色を眺めながら自然を写真に収めるのもいいでしょう。それくらいグラフィックが素晴らしいことは先ほど述べました。

さて、すなわち3つ目の魅力とは、「効率プレイなど考えず、まるで大人が休日を過ごすように時間をじっくりかけて楽しむ『余暇ゲー』である」ということなのです。

【ゲームを終えて、考えたこと】

なかなか攻略法と言うと難しいですが、ハンティングを成功させるコツは『二兎追う者は一兎も得ず』です。マジです。

この作品は劇的なストーリー展開もなければ激しい戦渦を駆け抜けるアクション性もありません。ハンティングをするだけのクラシックな作品です。トリガーハッピーな人にはたぶん物足りなさしかないと思います。それは理解できるし趣味嗜好の違いだから仕方がありません。

しかし、リアルに再現された雄大な景色や風の音といった、ハイキングに出かけたような空気感を味わえるのはこの作品ならではの特徴です。自然を味わいながら一人でもまったりとマイペースに楽しめる人が、この作品にどっぷりとハマることができるでしょう。

muramasa

2,000円以下でも深い味わいのある作品を紹介しています!ブログ「ゲームはリビングで。」を見て新たな作品と出会えるように更新していきます!

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